校長あいさつ

~教育における不易と流行~ 

ご高覧賜り誠にありがとうございます。

この度、令和5年4月1日付人事異動により、渡邉 祐子 校長の後任として、さいたま市教育委員会管理部より着任しました 玉崎 芳行(たまざき よしゆき)と申します。何卒よろしくお願いいたします。

さて、現在、我が国では、生産年齢人口の減少、グローバル化の進展、人工知能の進化などにより、子どもたちの将来は、予測困難な時代になると言われております。これからの学校教育には、未来を担う子どもたちが、多様な変化に自ら向き合い、他者と協働し試行錯誤を重ねながら課題を解決していく力や目まぐるしく変化する情報を見極め再構築し、新たな価値につなげ創造していく力をはぐくむとともに、コミュニケーションを通して人間関係を構築する力やグローバル社会で活躍できる豊かな人間性と健やかな体を育成していくことが求められると考えます。

「人生100年時代」の到来を迎えている今、本校生徒、保護者、地域の実態を踏まえ、教育における不易と流行を多面的・多角的にとらえながら、「我らが学び舎」常盤中学校の学校教育の一層の拡充に努めてまいります。

生徒が   学んでよかった (〝できた、わかった“と、喜びや希望が持てる)

保護者が  通わせてよかった(子どもの様子から、日々の望ましい成長を感じる)

地域の人が 在ってよかった (学校の様子がよくわかり、誇りを感じる)

教職員が  勤めてよかった (指導力が向上し、その力を生かせる)

こんな学校を目指します。学校は、卒業生、地域の方、保護者、教職員の“こころのふるさと”になります。常盤中学校が生涯“こころのふるさと”であってほしいと切に願います。

伝統や誇り、ふるさとの歴史は、「今」を積み重ねていくことです。「今」があるから「次」があります。

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